りきまるブログ

海外での子育てや旅行の記録

5歳以下の子連れ必見!海外旅行を乗り切る攻略法

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海外旅行したいけど、子どもが小さいから無理!

って諦めている方いませんか?!

 

私もそうでした!

アメリカに来てすぐ次男が生まれたので、息子たちは3歳と0歳。

こんな小さい子たちを連れて旅行なんて無理!

って思っていたけど、アメリカ駐在は期間限定。

今行かないでいつ行くんだ!

3年間でアメリカ50州のうち27州、カナダ、メキシコ、日本。

なかば無理矢理に旅行してきました。

 

そこで分かったことは、

工夫次第で小さい子連れでも海外旅行を楽しめる!

ということ。

 

ひとりでも多くのパパママに

海外旅行を楽しんでもらいたい。

 

そんな思いで

この記事では5歳以下(未就学児)を持つパパママ向けに

あらゆる試行錯誤を繰り返した我が家の『子連れ海外旅行攻略法』を大公開します!

 

見出しは、飛行機・宿泊先・観光先のシーン別になっていますので

行きたい旅行先に合わせて1つでも多く取り入れれば

格段に子連れでの海外旅行が楽になると思います!

 

飛行機での攻略法

その1 飛行機の出発時間に注意

子どもが飛行機内で寝られるように、夜に出発する便がおすすめ。

夕食、歯磨きなどを済ませて飛行機に乗り込み、飛行機で寝てもらうのが一番ストレスのない方法です。

夜便が難しい場合は早朝便(7時ごろ)もおすすめです。

お気に入りのブランケットがないと寝てくれない場合は飛行機に持ち込みましょう。

 

その2 座席の選び方

2歳未満の子供がいる場合はバシネット席がおすすめです。

前に席がないので足元が広々!

歩き始めの子どもの『歩きたい欲』を解消することもできます。

航空会社によってバシネットの体重制限が異なるので事前にチェックしてくださいね。

バシネットで寝る当時11カ月の次男

足元が広々しているので子どもの『歩きたい欲』を解消!

 

2歳以上の子どもがいる場合は一番後ろの席または真ん中トイレの近くの席。

2歳になると座席が必要になります。

一番後ろと真ん中トイレ近くは比較的スペースがあるので、まだ歩きたがる2歳過ぎの子に最適です。

また、トイトレが終了している3歳くらいからは、急な『おしっこー!』に対応できるので安心です。

 

その3 キッズミールを予約

機内食キッズミール(離乳食または幼児食)を予約できます。

子どもが好きなものばかりなのでストレスのないお食事タイムを過ごせるはず!

注意点は、フルーツが付いていた場合。

『後で食べよう』と取っておいて忘れてしまうと、荷物検査で引っかかってしまいます!

フルーツは飛行機を降りる前に食べるか、廃棄してください!

離乳食のキッズミール

幼児食のキッズミール

 

その4 トランジットや待ち時間にストレス発散

トランジット先や待ち時間にできるだけ子どものストレスを発散させましょう。

空港にはたいていキッズプレイエリアがあります。

たくさん体を動かしてもらえば機内でのお昼寝もスムーズなはず。

他にも、展望デッキや搭乗待機エリアで歩かせたり、飛行機の離着陸を見るなどストレス発散方法はいくつかあります!

カナダのある空港では、おもちゃ屋の店員さんが『これに乗ってみる?』と乗り物のおもちゃを試乗させてくれました。

基本的にみなさん子どもに優しいです。

カナダのある空港のキッズプレイエリア

搭乗待機エリアで飛行機の離着陸を見る

カナダ空港内のおもちゃ屋で試乗する子どもたち(優しい店員さんの許可を得て)

 

その5 服装に注意

飛行機内でストレスなく過ごせるように、リラックスした服装(Tシャツやゆったりしたレギンスなど)が良いです。ジーンズや動きずらい服装はやめましょう。

忘れてはいけないのが上着。飛行機の中はとても寒いです。

 

その6 着替えを多めに

普段とは違う環境なのでハプニングも多いです。

トイレが間に合わなかったり、飲み物をこぼしてしまったり。

着替えは1~2着あった方が良いと思います。

我が家の長男は5歳になってもジュースをこぼして上下ビショ濡れになっていました…

 

その7 飛行機内であった方が良い持ち物

我が家が使用して便利だったアイテムを紹介します。

意外と『知ってるけど持ってない』っていうものないですか?

格段に楽になるので、ぜひ使ってみてください!

 

座席がフラットになるアイテム

1歳を過ぎるとバシネットに寝てくれないので、座席で寝てもらうことになります。

そこで助かったアイテムがこれ!

足元に置くとピッタリと収まるので、座席がフラットになります

空気を入れるタイプなので、飛行機に持ち込むまではとてもコンパクトです。

本体に付いたポンプですぐに膨らむのも嬉しいポイント。

ただし、窓側の席でしか使えないので注意してください。

また、このようなベッドタイプもあります。

こちらも窓側の席でしか使えません。

 

タブレット

やっぱり一番お世話になるのは動画。

席にもモニターが付いていますが、離着陸時やアナウンス時は見れません

席に着いてからモニターを使えるようになるまでが、気が遠くなるほど長いんです!

それに、機内アナウンスが入ると見ている動画が止まってしまうので、超絶機嫌が悪くなります…(泣)

これを経験してから我が家はタブレットを導入しました。

旅行前にお気に入りの動画をたくさんダウンロードしておきましょう!!

 

子ども用ヘッドホン

席にイヤホンがついていますが、子どもが使うのはかなり難しいです。

お気に入りのヘッドホンで気分を上げてもらいましょう!(笑)

オレンジ大好き長男はお気に入りヘッドホンでリラックスモード

 

100均アイテム(シール、塗り絵、折り紙)

かさばらない暇つぶしアイテム。

まだ動画には興味を示さない低年齢の子どもに最適です!

旅行の前には多めに購入して持って行きます。

 

フィジェットトイ

こちらはアメリカに来て初めて知ったアイテム。

誕生日パーティーのプチギフトなどとして使われるようです。

かさばらないし、色んな種類のおもちゃがたくさん入っていてコスパ良し

飛行機に乗ったら、ジャジャーン!と1つプレゼント。

『静かに遊べたらもう1つプレゼントするね!』と

順番に出していけば結構な時間稼ぎができます。

 

アイマス

せっかく寝てくれたのに飛行機内の電気がついてしまって起きちゃった…

という経験から導入したのがこちら。

暗くしないと寝られない子どもにもおすすめです。

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宿泊先での攻略法

その1 プール付きのホテルを選ぶ

特に欧米のホテルにはプールが付いていることが多いです。

なかにはホットタブ付きのところもあります。

水着を持って行く必要がありますが、ホテルから出ずに思いっきり体を動かせるのは本当に助かります

もちろん、子どもたちはこのあと爆睡です!

ホットタブでリラックス

広いプールで思いっきり泳ぐ

その2 キッチン付きのホテルを選ぶ

子連れで何が大変かって、私は食事だと思います。

子供たちを慣れないレストランに連れて行き、メニューを決めている間、食事が来るまでの間待ってもらう。

当然お腹がすいている子どもたちですから、ぐずっていることが多いと思います。

 

部屋にキッチンが付いているホテルを選べば、部屋で食事がとれます。

レストランでテイクアウトしたものも温められるし。

部屋で食事をとらなかったとしても、哺乳瓶や水筒を洗うのにキッチンがあったほうが便利です。

ホテル名を挙げると、Hilton系列の『Home2』、IHG系列の『Candlewood Suites』などはキッチン付きです。

 

その3 エアベッドを持参する

ホテルにはベッドが2つしかないことが多いです。

子どもと添い寝だとよく眠れなかったり、子どもがベッドから落ちてしまったりします。

そこで我が家は必ず子どもたち用にエアベッドを持参。

2つのベッドの間にエアベッドをセットします。

ホテルによってはベッドの間隔が狭くてエアベッドを置けないこともあるので、ベッドの足元側など、スペースが空いているところを探しましょう。

エアベッドの端っこに枕を置けば、子どもが落ちることはほとんどないです。

心配な方はスーツケースや部屋にある椅子で囲うと良いと思います。

エアベッドの上で遊ぶ当時1歳の次男

当時3歳と0歳の子どもたち

 

観光先での攻略法

その1 観光の合間に公園をはさむ

大人の行きたいところばかりでは子どもが退屈してしまいますよね。

Google Mapで『park』と検索してみてください。

日本にはない遊具があったり、現地の方の子育て法なども垣間見れて結構面白いんです!!

そして、たくさん体を動かした後はたっぷりお昼寝してくれるはず。

観光の合間に公園で子どもたちのストレス発散

その2 現地の方と目があったらニッコリしてHi!

これは日本ではあまり無いですが…

欧米では目があったらニッコリ笑いかけるのが普通です。

そして基本的にはみなさん、こちらが恐縮してしまうくらい優しいです。

子連れだと色々な人が話しかけてくれます。

『How old is he/she?』『So cute!』などなど。

そんな風に話しかけてもらったら精神的にとても安定しますよね。

それに私の経験上、何かと助けてもらえることが多いです。

 

ですから、その突破口として目があったら勇気を出してニッコリ笑いかけましょう!

そのあと『Hi!』と言えたら、あなたはもう現地の方とお友達です!

 

まとめ

この記事は、海外旅行に行きたいけど子どもが小さいからという理由で諦めているパパママの背中をそっと押したくて書きました。

 

たくさん日本の外を旅行した私たちだから分かったこと。

工夫次第で小さい子連れでも海外旅行を楽しめる!

ということ。

 

そして、海外の人たちは子どもに優しい人が多いということ。

3年間アメリカで生活をしていて、子連れで肩身が狭かった経験は一度もありません。

 

とはいえ、小さい子どもを連れて出かけるのは大変ですよね。

我が家の次男も2歳、絶賛イヤイヤ期です。

少しでも行きたいと思ったその時にこの記事がお役に立てますように。

 

ぜひ子どもたちと思い出に残る海外旅行をしてみてください!

 

旅行中にイヤイヤしている2歳次男